2007年11月19日 (月)

「Manu Katché」Playground

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1 Img_ecm_2016★曲目
1.Lo
2.Pieces Of Emotion
3.Song For Her
4.So Groovy
5.Morning Joy
6.Motion
7.Project 58
8.Snapshot
9.Possible Thought
10.Inside Game
11.Clubbing
12.Song For Her, var.
★アーティスト★
Mathias Eick trumpet, Trygve Seim tenor and soprano saxophones,
Marcin Wasilewski piano, Slawomir Kurkiewicz double-bass,
Manu Katché drums, David Torn guitar on Lo and Song For Her (var.)
★作品レビュー
Manu KatchéをリーダーとするECM新進気鋭の若手プレーヤーによる「Playground」。新鮮でありながら渋くメロウでホットな小粋なジャズがいい。そのサウンドはジャズ史の変遷の中で確実に進化をを遂げたオーソドックスなコンテンポラリー・ジャズである。「Song For Her」は最高にしびれるたまらない曲だ。秋の哀愁にマイルドなサウンドがとけていく。この作品は、しみじみ多くのさまざまな音楽を聴いてきてよかったと実感する、そんな懐の深い傑作である。当たり前と思えるサウンドに新たな音楽が芽生えていることに喜びを覚える。(一幸斉)
★アルバム・データ
Recorded January 2007
ECM 2016

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2007年11月16日 (金)

SOULNOTE ma 1.0、レポートその2。

★ECMを聴く、一幸斉オーディオ・システムの中核。SOULNOTE ma 1.0
Img_soul_ma10◆SOULNOTE ma 1.0を導入して早一ヶ月が経過した。正直その凄みが大化けしていることに驚いている。10月31日の時点でエージングもかなり進んでいると認識してレポートその1をアップした訳だが、ところがギッチョン、ma 1.0の凄みの本領発揮はまだ序の口だったようだ。実は10月末よりPC音楽製作環境構築の一貫で、デスクトップ用のモニターSPに富士通テンECLIPSE:TD508IIを導入した関係もあって、ここ半月ほどメインシステムの方がご無沙汰になっていた。11月14日ふとECMの新譜をメインシステムで聴くとあまりにも音が良すぎるのことに気付いた。早速ma 1.0導入前後でサウンドチェック用に使用していたCDを続けて再生してみると、半月ほどでma 1.0の音が更に良くなっているではないか。その音の変化と凄さに鳥肌が立った次第である。
◆その音の変化のありさま。※11月15日現在
①音像のフォーカスが絞られ点に近い状態になった。
②音空間の明瞭感・透明感が向上した。
③音域のレンジ感がハイエンド・ローエンドにわたり伸びやかに広がった。
④音の立ち上がりアタック音が鋭くなり、音全体がリアル。打楽器系は特に凄い。
⑤低域が締りベースやドラムのドライブ感が凄い、リズムの表現力がストレートでリアルだ。
⑥総合的に、音のリアリティーと切れ味・深み・広がり・透明度が格段に向上している。
⑦オーケストラの迫力がすこぶる凄い。無論、ソロや小編成もグッド!
⑧ヴォーカルのリアリティーが凄い、喉の奥からの響く声そして口の形が判る感じ。
⑨お気に入りのCDが、石からダイヤモンドに変わったくらい音の変化が凄い、凄すぎる。
以上の変化が、抜群のS/Nの良さの上に展開される様の現象は、言葉では到底表現できないレベルに達している。
 はたしてma 1.0はどこまで化けるのか、ここ暫くはまだまだ要チェックの期間と思う。
尚、この音の変化にはシステムの構成が大きく関係していることを念のため添えておく。
■CDプレーヤー、TEAC: VRDS-50 ■スピーカー、ELAC: CL310JET ■電源装置、Sinano: HSR-510の存在なくして、この変化をここまでリアルに体感することは出来なかったと思う。特にCL310JETには底知れぬ本領を内在しているように感じる。ツイーターのJETが相当効いているようである。
 あらためて長年お世話になっている、カンタービレ店主の伏黒さんには心より感謝する次第である。伏黒さん本当に有難うございます。(一幸斉)

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2007年11月10日 (土)

「Easy Living」Enrico Rava

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1
Img_ecm_1760★曲目
1.Cromosomi
2.Drops
3.Sand
4.Easy Living
5.Algir Dalbughi
6.Blancasnow
7.Traveling Night
8.Hornette And The Drums Thing
9.Rain
  
  
★アーティスト
Enrico Rava trumpet, Gianluca Petrella trombone, Stefano, Bollani piano,
Rosario Bonaccorso
double-bass, Roberto Gatto drums,
★作品レビュー

◆ECMのアーティストの中で、"ストレート・アヘッドなジャズを演奏させたらこの人"と言うくらいカッコイイのが「Enrico Rava」ではないだろうか。アーティストも録音もイタリアンで決めた「Easy Living」。楽曲はEasy Livingの他は全てRavaのオリジナル。アルバム全体がホットなイタリアン・サウンドでメロディー・リズム・アンサンブルが粋きでグッド。とにかくRavaのトランペットが最高!極上のフルボディーの赤ワインのように、濃厚な深みのある熱いトーンがなめらかに響き渡りハイトーンに痺れメロウサウンドに酔う。その音にはイタリアン・リリシズムを感じる。むろん演奏はアンサンブルからアドリブまで超すこぶるカッコエェー。そしてサイドメンがまた素晴らしい、さすがRavaをサポートする面々は実力・魅力ともに凄い。ハイレベルなイタリアンを絶妙な傑作に仕上げたECMに拍手!(一幸斉)
★アルバム・データ
Recorded June 2003
ECM 1760

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2007年11月 5日 (月)

FRIFOT Japan Tour 2007

◆来る11月11日、Frifot東京公演がある。待ちに待ったコンサートで楽しみです。
Img_frifot

◆北とぴあ 国際音楽祭2007にて、結成20周年記念を迎えるFrifotの東京公演が11月11日に行われる。Frifotは北欧フォーク・シーンの大御所で地元レーベルほかECMからも作品を発表している。ECMフリークの一幸斉はLena Willemarkの大ファンで、その声の魅力に惚れ込んでいるため、久々の涎もんのコンサートである。後日、ライブレポートをアップしたいと思います。
■出演 FRIFOT  Lena Willemark レーナ・ヴィッレマルク:ヴォーカル、フィドル他
 Ale Moller アレ・メッレル:マンドーラ、セリフロイト(柳笛)、ハーモニカ、ボーカル他
 Per Gudmundson ペール・グッドムンドソン:フィドル、ヴォーカル他
■尚、チケット情報および興味のある方は「音楽を聴く仲間の会」へ確認してみてください。
(一幸斉)

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姉妹ブログ「Musikの幸せ」をスタート。

◆11月より「Musikの幸せ」をスタートしました。ECM以外のさまざまな音楽記事をアップしてまいります。「ECMの幸せ」「路地裏の幸せ」と併せて、御愛顧の程を宜しくお願いします。
 「Musikの幸せ」は一幸斉の音楽遍歴から、雑多なネタがランダムに登場いたします。ジャズやクラシックをはじめ民俗音楽や現代音楽にいたるまで、さまざまなジャンルのCDのレビューから、コンサートやライブのレポート、密かに始めているPC音楽製作のこと、楽器や音響機器の紹介など・・・・・ご期待くださいませ。どうぞ、お楽しみに!(一幸斉)

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2007年10月31日 (水)

SOULNOTE ma 1.0、レポートその1。

★ECMを聴く、一幸斉オーディオ・システムの中核。SOULNOTE ma 1.0
Img_ma10◆長年、一幸斉のオーディオ・システムのアンプ部を担ってきたSHARP: SM-SX1に代わり、SOULNOTE: ma 1.0を10月9日に導入してから早3週間が経つ。導入後の4日位からその凄みを発揮し始めて一週間後には実力の全容を現してきた感がする。現時点では、 Sinano: HSR-510より100V・60HzのパワーをSOULNOTE付属の電源ケーブルで供給し動作させている。今のところこの環境がベストのようである。
 圧倒的なS/Nの良さを元としたサウンドは、ハイからローの全帯域でストレートに伸びて天井なしの如く止まるところがない広がりだ。ダイナミックレンジはピアニシモからフォルテシモまで、自然体にして屈託なく気持ちよく明確に認識できる。その音の放たれ方は位相の定位がはっきりと確認でき、各パートの存在感があまりにもリアルである。音楽が当たり前の如く自然に響き表現されていることは、ある意味で凄すぎて驚きを覚えずにはいられない。
 SOULNOTE: ma 1.0は名実共にハイエンド・オーディオの領域を凌駕していると言っても差し支えあるまい。さすが「SOULNOTE=魂を震わす音」、国産オーディオの復権に万歳!
◆ 音楽が蘇った!一幸斉のコレクションの中でECM作品はもちろんのことクラシックやジャズ系その他の好録音作品は、見違えるように生き返ったサウンドを奏でている。録音の質の良し悪しがこれほど顕著に現れるとは・・・・・はぁー、あぁー今まで聴いいたものは何なの?????。ma 1.0にかかっては、CDの中身がバレバレです。レコード会社の方、プロデュースの方、録音エンジニアの方、頑張ってくださいね!レポートその2へ続く・・・・・。

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2007年10月27日 (土)

「To Be Continued」Terje Rypdal

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1
Img_ecm_1192_4★曲目
1.Maya
2.Mountain In The Clouds
3.Morning Lake
4.To Be Continued
5.This Morning
6.Topplue, Votter & Skjerf
7.Uncomposed Appendix

★アーティスト
Terje Rypdal electronic guitars, flute
Miroslav Vitous acoustic and electric bass, piano
Jack DeJohnette drums, voice
★レビュー
◆ECMを代表するギターリストの一人である北欧ノルウェー出身のテリエ・リピダルのリーダー作品「トゥ・ビー・コンティニュード」。1981年録音の本作品は78年録音の前作品と併せて、今思えばかなり画期的な傑作であったことを強く感じる。インプロヴィゼーション(即興演奏)はジャズにおける最重要ポイントではあるが、アレンジ・アンサンブルに多重録音を駆使しながらのアプローチは、コンテンポラリー・ミュージックの視点から見ると、現在のコンピュータを駆使した音楽製作を考える上で興味深いと感じる。
 さて、その本作品はリーダーのテリエ・リピダルの妙味が最大限に発揮されているといっても良かろう。ギターリスト出身の一幸斉としては大好きな演奏である。しかし本作品の凄さは、名実ともにジャズ界最高峰のドラマーといっても過言ではない"ジャック・ディジョネット"とチェコスロバキア出身の天才ベーシスト"ミロスラフ・ヴィトウス"との競演に尽きると思う。やはり、このメンバーでなければ成し得ないインプロヴィゼーションが凄い。1980年代はクロスオーバーとかフュージョンという音楽ジャンルが台頭する時代であるが、そんな背景に迎合することなくコンテンポラリーなジャズをクリエイトしていることに本作品の最大の価値が存するように実感する。さすが10年後の響きを大切にすると評されたマンフレート・アイヒャー氏の感性に敬服する。30年近くを経過して作品の真価が明らかになってくるとは・・・・・・、やはりECMは凄い!(一幸斉)
★アルバム・データ
Recorded January 1981
Talent Studio,Oslo
Engineer: Jan Erik Kongshaug
Cover Photo: Milan Horacek
Liner Photos: Roberto Masotti
Design: Klaus Detjen
Produced by Manfred Eicher
ECM 1192

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姉妹ブログ「路地裏の幸せ。」リニューアルのお知らせ。

◆かなり密かに存在していた、姉妹ブログ「路地裏の幸せ。」をリニューアルいたしました。併せてリンク情報をお知らせします。「路地裏の幸せ。」は永くWEBの大海に藻屑の如く埋もれ、作者の「一幸斉」以外は閲覧到達不可能に近かった超マイナーなブログですが、デザインも一新し再起をかけての再出発です。きわめて気まぐれな趣味のブログですが「ECMの幸せ。」と共に、御愛顧の程を宜しくお願いいたします。リンクは左サイドバーの"★お奨めLINK"に貼ってあります。(一幸斉)

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2007年10月19日 (金)

凄すぎるアンプ"SOULNOTE ma 1.0"国内に比肩皆無か!

★ECMを聴く、一幸斉オーディオ・システムの紹介。(2007年10月19日現在)
Img_1kousys_1019_2

★10月9日に一幸斉オーディオ・システムのアンプを新しくいたしました。当初はSOULNOTE da 1.0最新鋭デジタルアンプを予定していましたが、私の予定に合わせるが如く、上級機種にあたるma1.0が9月末に発売となり、試聴の結果、圧倒的パフォーマンスでma1.0を選定と相成りました。
 とにかく、ma1.0は凄すぎる!私のオーディオ遍歴(約30年)の中で空前のカルチャーショックです。ma1.0の購入価格は35万円、オーディオとしてはミドル・ライト級の価格ですが実力は一桁違います。おそらく名実ともに国内のメーカーで比肩できるアンプは皆無ではなかろうか。購入したオーディオ屋の店主曰く、「ma1.0を超えると思われるアンプは、スイスのゴールドムンドかFMアコースティックのそれなりのクラス」とのこと。至極納得です。ma1.0の再生音は、一幸斉コレクションのCDに命が吹き込まれ、まるで生き返った如く全く別物のように聴こえます。音楽も縁によって蘇生することを痛切に実感しているところです。あぁー今まで聴いいたものは何々?????。
 まずは、SOULNOTEの鈴木哲さんに心より敬意を表します。"名は体を現す"如く、正に「SOULNOTE=魂を震わす音」感服です。そしてオーディオのプロ「カンタービレ」店主の伏黒さんに感謝です。この度は誠に有難うございました。続く・・・・・・。
◆レポート1はこちら。◆レポート2はこちら。

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2007年9月 1日 (土)

「Monodia」Tigran Mansurian, Kim Kashkashian

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1
Img_ecm_n_1850_51西アジアの国アルメニア出身の"ティグラン・マンスリアン"作曲と、アルメニア系移民のアメリカ人"キム・カシュカシアン"演奏による「モノディア」。この作品を語るには、まずアルメニアの歴史のお勉強が必要であろかと思うが、その歴史を一口では語ることは到底出来るものではない。紀元前:アルメニア王国から、1991年にアルメニア共和国として独立を遂げ現在に到るまでの約2000年間、その歴史は筆舌し難く想像を絶する。ローマ帝国とペルシャ帝国、帝政ロシアやオスマン帝国等の間にあって、帝国の緩衝地帯として時にその支配下や属国になる時代、10世紀頃には隣国の相次ぐ侵入で多くのアルメニア人が故国を捨てざるを得ない時代があり、独立後の現在も隣国との火種が燻っている。
 そこで当作品を聴くにあたり一言。アルメニアの背景を知るにつれ思うに、当作品は真摯に謙虚に心を静めて聴くことが肝要であると思います。
 そんな「モノディア」は確固たる信念に元ずく芯の通ったひたむきな作品である。アルメニアの歴史と民族の魂(ソウル)が、マンスリアンの作品とカシュカシアンの演奏に秘める炎のような熱き想いとして聴こえてくる感がする。"キム・カシュカシアン"は、私が「女流ECMアーティストで誰が一番好き」と訊かれたら、迷わず「音も演奏もルックスも"キム・カシュカシアン"が一番」と答えるほど大好きなアーティストであるが、その魅力の原点が当作品に内在していることを強く感じる。少々硬派な作品だが聴き応え十分の傑作。(一幸斉)
★アーティスト
Kim Kashkashian viola
Leonidas Kavakos violin
Jan Garbarek soprano saxophone
[Münchener Kammerorchester]
Christoph Poppen conductor
[The Hilliard Ensemble]
David James counter-tenor
Rogers Covey-Crump tenor
Andreas Hirtreiter tenor
Gordon Jones baritone
★アルバム・データ
Recorded November 2001 and January 2002
ECM New Series 1850_51

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2007年8月25日 (土)

一幸斉オーディオ・システム

★ECMを聴く、一幸斉オーディオ・システムの紹介。(2007年8月25日現在)
Img_1kousys
一幸斉オーディオ・システムの基本コンセプトは、タイムドメイン理論を意識したハイスピード&ワイドレンジな原音再生です。特にECMのような高品質な録音を忠実に再生するためには、この基本コンセプトは必須です。はっきり言って、過去の重厚長大なシステムは無用・無縁です。
 さて、その中核をなす機器は、ELAC: CL310JET、TEAC: VRDS-50、SHARP: SM-SX1。これを支える電源系(縁の下の力持ち)は、Sinano: HSR-510、Assistance Design: AIT-160DUO。そして流動的に使用しているサブシステムが、ONKYO: CR-D1(サブとはいえ凄い奴、なめたらあきまへん)です。
 有名ハイエンドメーカー(過去のこと)は使用していませんが、一般的な尺度で言えば価格に対するクオリティーは2倍以上はあるかと思います。やはりELAC: CL310JET、TEAC: VRDS-50の実力が凄いです。抜群の解像度、微動だにしない音像定位、芯のある密度と質感、その音質とフルスケールの空間表現はジャンル問わずの優れ物です。どちらも6年ほど前の製品で、現在はリニューアルされた優れた製品が存在しますが、まだまだ現役としての実力は十分です。現在の難点は、アンプのSHARP: SM-SX1(1bitデジタルアンプ)が引退の時期に来ていることです。それはサブシステムのONKYO: CR-D1のアンプ部の実力が肉薄していることもあって、システムの質をパワーアップするべく10月にはアンプをリニューアルします。候補は知る人ぞ知る日本屈指の精鋭ガレージメーカー「SOULNOTE」の"da 1.0"最新鋭デジタルアンプです。このアンプのクオリティーは超絶的。有名ハイエンドメーカーは「何をやっとるんかい!」と申し上げたい。それほど凄いアンプです。
 それと、一番大事なのが電源ですね。喩えれば水道の水質を思い浮べて頂くと分かり易いかと思いますが、昨今、壁のコンセントに来ている電源は相当劣悪な状態にあります。電圧もきれいな100Vが来ているわけではありませんし、それに加えて家電製品パソコン系等が発するノイズがこってりと乗っています。この劣悪な電源環境を、健康な電源環境に復元するのが、Sinano: HSR-510、Assistance Design: AIT-160DUOの役割です。やはりオーディオ機器も人間と同じで、飲む電気(水)の良し悪しが機器(体)に影響するようです。
 余談ですが、このシステムは省エネ仕様で、温暖化防止に協力しています。
 尚、これらの機器に巡り会えたのも、20数年お世話になっている"オーディオのプロ、現「カンタービレ」店主の伏黒さん"のお蔭です。感謝、感謝です。

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2007年8月15日 (水)

「Nordan」Lena Willemark, Ale Möller

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1Img_ecm_1536
1991年夏、マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いに始まった、レーナ・ヴィッレマルクとアレ・メッレルのECMデビュー作品。何といってもヴィッレマルクの声が凄すぎる。その魅力的なヴォイスは一瞬にして音空間を変えてしまうインパクトと説得力に満ち溢れている。フィドルの腕前と併せて、さすが北欧トラッド界の大御所たる貫禄と風格だ。また、メッレルの持つ民族音楽の幅広いボキャブラリー及び祖国スウェーデン伝統音楽への深い尊崇の念が、アレンジと演奏に良いかたちで現れており、作品全体を趣きの深いものに仕上げている。楽曲は16曲中メッレルのオリジナルを数曲含むが殆どがトラディッショナル。あらためてトラディッショナルの魅力・本質を再認識する絶好の作品である。繰返し聴く程に思うのは、やはり民族の違いこそあれ、その根底にある魂や念慮に通じるものがあることを強く感じる。特に4曲目の"Mannelig"は特筆する出来だ。アルバム・ジャケットの写真からの勝手な想像だが「魔法の力を持つ海に生きるMannelig氏の叶わぬ愛の物語か・・・・・」、幾度と聴くたびに心に沁みて痺れる。北欧トラッド&ECMはグッドである!(一幸斉)
★アーティスト
Ale Möller mandola, natural flutes, folk-harp, shawm, cows-horn, hammered dulcimer, accordion
Lena Willemark vocal, fiddle
Palle Danielsson double-bass
Mats Edén drone-fiddle, kantele
Per Gudmundson fiddle, Swedish bagpipes
Tina Johansson percussion
Jonas Knutsson saxophone, percussion
Björn Tollin percussion
★アルバム・データ
Recorded December 1993
Rainbow Studio, Oslo
Engineer: Jan Erik Kongshaug
Cover Photo: Juozas Kazlauskas
Folk Patterns by Yugve Gunnarsson
Cover Design: Barbara Wojirsch
Produced by Manfred Eicher
ECM 1536

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2007年8月14日 (火)

Ale Möllerの紹介。

Ale Möller (アレ・メッレル) mandola, natural flutes, folk-harp, shawm, cows-horn, hammered dulcimer, accordion
★プロフィール
1955年スウェーデン・マルメ生まれ。若い頃は一時ジャズやロックに傾倒していたが、ギリシャ音楽に強い関心を持ったことでbouzoukiを演奏するようになり、その後祖国スウェーデン伝統音楽に目覚め数多くの楽器をプレイする。スウェーデン民俗伝統音楽のムーブメントの先駆者として、各国の民俗音楽にも深い関心を持ち、近年は民俗音楽奏者のコラボレートに尽力する等、その旺盛な活動は高く評価されている。 1991年夏マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いから、「Nordan Project」の中心メンバーとして1993年「Nordan」でECMデビュー。以後「Nordan Project」及び「Frifot」でECMに作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Nordan」 ECM 1536

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Lena Willemarkの紹介。

Lena Willemark (レーナ・ヴィッレマルク) vocal, fiddle
★プロフィール

スウェーデン・ダーナラ地方エルヴダーレン村1960年生まれ。伝統文化・音楽を重んじる環境の中でフィドルや歌を習い育つ。18歳でストックホルムへ出てクラシックとジャズを学ぶ。1991年夏、マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いから、「Nordan Project」の中心メンバーとして1993年「Nordan」でECMデビュー。以後「Nordan Project」及び「Frifot」でECMに作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Nordan」 ECM 1536

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2007年8月 8日 (水)

J.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」Gidon Kremer

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1Img_ecm_n_1926_27
今作ECM盤のJ.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」は1980年のフィリップス盤より約20年ぶりに再録された作品。各方面より絶賛を浴びる高い評価は、すでに広く知れるところである。よって私(一幸斉)がレビューを書く余地はないと思うが、ECMファンとしての率直な思いだけを記したい。名盤といわれる1980年フィリップス盤がありながらの今作は、繰り返し聴いても聴き尽くせないほどの表現の計り知れない説得力と必然性があり、まさに前人未到の傑作であり新たなる名盤の誕生である。これは、まずクレーメルの素晴しさ凄さに存することは言うまでもないが、やはりマンフレート・アイヒャー率いるECMのプロデュースの本領・底力が発揮されたものと解釈すべきであろう。クラシックの王道をいく作品においても名盤を生み出すECMに万歳!J.S.Bachも時を越えて、さぞかしご満足お喜びのことと存じます。(一幸斉)
★アーティスト
Gidon Kremer violin
★アルバム・データ
Recorded March and September 2002
ECM New Series 1926-27

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2007年8月 7日 (火)

Gidon Kremerの紹介。

Gidon Kremer (ギドン・クレーメル), violin
★プロフィール

1947年ラトビアのリガにて生まれる。4歳の時からヴァイオリンを習い始める。16歳で国内の音楽コンクールで優勝。モスクワ音楽院へ進学し多くのコンクールで優秀な成果を修める。1975年西側ヨーロッパでの鮮烈なデビューを飾り、ザルツブルク音楽祭でさらに評判を得る。1977年にはアメリカでも名声を博した。1981年ロッケンハウス音楽祭を創設し若い演奏家の育成・発掘にも尽力する。1997年にはバルト三国の若い演奏家を集め、クレメラータ・バルティカを結成。2001年UNESCO国際音楽賞を受賞、2002年グラミー賞の最優秀Small Ensemble Performance賞受賞など、その旺盛な活動は高く評価されている。ECMにも優れた作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
J.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」 ECM New Series 1926-27

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2007年8月 3日 (金)

お知らせ。「サイト内検索」の開設、第2弾!

★毎度【ECMの幸せ】を、ご覧頂きまして有難うございます。
この度、左サイドバーの「サイト内の検索」に「ジャンル別」の検索を開設いたしました。分類は一幸斉の独断と偏見によりますのでご了承下さい。「アーティスト別」の検索と併せて、ご利用くださいませ。(一幸斉)

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2007年8月 2日 (木)

「Desert Poems」 Stephan Micus

■CDのご購入は→こちらからどうぞ Remotebuyjp1
Img_ecm_1757
『Desert Poems』はステファン・ミカスがJAPOそしてECMで発表する、1997-2000年にかけて録音された13枚目の作品。当作品はタイトルが示すように「Desert Poems=砂漠の詩」をコンセプトとした、彼の作品の特徴である、世界中の民族音楽及び楽器を駆使したコンテンポラリー・ミュージック。とにかく楽器の音色が美しく、感性想像性豊かな作風とアレンジそしてサウンドは、孤高の世界を作り出している。ライナーノーツから拾うことのできる人名"Nizami Gəncəvi"アゼルバイジャン生まれの叙事詩人や、地名"アフリカ北西のマリ共和国ドゴン(世界遺産/自然遺産・文化遺産)""Tibetan=チベット"から発せられるイメージを膨らませながら聴くと面白い。冒頭の曲「The Horses of Nizami」は中央アジアからペルシャ・アラビア・トルコにかけて詩歌の開発に大きな影響を及ぼした詩人"Nizami Gəncəvi"の功績を詠ったのであろう。現代文明からチョッと感覚の距離を置いて、夏場のスロータイムに只ひたすらボケーと過ごす音楽にピッタリ。ECMの中ではかなり異色の作品に位置する傑作。(一幸斉)
★アーティスト
Stephan Micus sarangi, dondon, dilruba, doussn'gouni, kalimba, sinding, steel drums, shakuhachi, nay, sattar, flowerpots, voice
★アルバム・データ
All compositions by Stephan Micus, except "Shen Khar Venakhi" traditional Georgian Chant (c. 1250), arranged by S.M.
All music and voices performed by Stephan Micus
Recorded 1997-2000
MCM Studios
Photos: Michael Martin
Design: Dieter Rehm
ECM 1757

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2007年8月 1日 (水)

Stephan Micusの紹介。

Stephan Micus (ステファン・ミカス), Multiple musical instrument
★プロフィール

 1953年ドイツ生まれ。16歳の頃、東洋を旅行し音楽的文化の変化に魅了された。以来アジア全域、アフリカ、北米、中米、南米諸国を巡り、ローカルな演奏家と楽器を調査し、西洋においては未知とされる多くを学んだ。彼は、これらの本来一緒に使用されることの無いはずの楽器を組合せることによって、独特な表現方法を見出すとともに、背景にある文化・宗教の影響を感じさせる彼独自のコンテンポラリーな世界を築き上げている。ECM、JAPOに多くの作品を残す異色アーティスト。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Desert Poems」 ECM 1757

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2007年7月27日 (金)

「Octet/Music For A Large Ensemble/Violin Phase」 Steve Reich

★CDのご購入は→こちらからどうぞRemotebuyjp1
Img_ecm_n_1168『Octet/ Music For A Large Ensemble/ Violin Phase』はECMより発表されているスティーヴ・ライヒの3作品中の1枚で、兎にも角にも理屈抜きに聴いてもらいたい傑作。きっと、夏場の暑さに疲れた頭と感覚をクールダウンして心地よくリセットできることでしょう。スティーヴ・ライヒは、ミニマルミュージックを代表する作曲家としての見方が一般的であるが、その作風はミニマルミュージックのスタイルには収まらない作品も多い。ミニマル・ミュージックとは、パターン化された音型を反復させる音楽であるが、ライヒは、ほぼ同期していた2つの音源(テープループ)が周期的に次第にずれていくことによる"モアレ効果(空間周期的うなり現象)"に着目して、単純な反復の繰返しに生じるずれが、徐々に微細な変化を遂げるというアイデアを作品に応用した。徐々にフェーズしていくパターンを作る"フェイズ・シフティング"の技法や、フレーズやメロディの一部を一時的に増幅させ繰り返す"オーグメンテーション"の技法を駆使して、リズム、ハーモニーにおいてもユニークな表現を作り出している。また"Music For A Large Ensemble"に代表される、演奏家が増えることによる音響心理学的な増幅効果も大きい。そんなライヒの作風において、当作品の"Octet"は圧巻であり、さまざまな要素が重厚に変化していく様は感動もの、何度聴いても引き込まれる鮮度抜群な魅力が最高。この作品は疲れた時のクールダウンに、愛聴盤に聴き飽きた時の感覚リセットに超オススメの一枚!(一幸斉)
★アーティスト
Russ Hartenberger: marimba,   Glen Velez: marimba,
Gary Schall: marimba,   Richard Schwarz: marimba,
Bob Becker: xylophone,   David Van Tieghem: xylophone,
James Preiss: vibraphone,   Nurit Tilles: piano,
Edmund Niemann: piano,   Larry Karush: piano,
Steve Reich: piano,   Jay Clayton: voice,
Elizabeth: Arnold voice,   Shem Guibbory: violin,
Robert Chausow: violin,   Ruth Siegler: viola,
Claire Bergmann: viola,   Chris Finckel: cello,
Michael Finckel: cello,   Lewis Paer: bass,
Judith Sugarman: basse,   Virgil Blackwell: clarinet,
Richard Cohen: clarinet,   Mort Silver: flute,
Ed Joffe soprano: saxophone,   Vincent Gnojek: soprano saxophones,
Douglas Hedwig: trumpet,   Marshall Farr: trumpet,
James Hamlin: trumpet,   James Dooley: trumpet,
★アルバム・データ
"Music For A Large Ensemble and Octet" Recorded February 1980
Colembia Recording Studios, New York
"Violin Phase" Recorded March 1980 Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
Engineer: Martin Wieland
Cover notation: Octet, last ten bars,
Steve Reich - manuscript
Photos: Deborah Feingold
Cover Design: Barbara Wojirsch
Produced by Manfred Eicher
ECM New Series 1168

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