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2005年8月13日 (土)

「Making Music」Zakir Hussain

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IMG_ecm_1349◆ジョン・マクラフリン「シャクティ」のメンバーでもある驚異のタブラ奏者ザキール・フセイン名義のリーダー作「メイキング・ミュージック」。 
 この作品も芸術性の高い大人のスローミュージックと言えよう。ジョン・マクラフリン、ヤン・ガルバレク、ハリプラサド・チャウラシアという4人が、超絶的音楽世界を通り抜けてたどり着いた悟りの境地という雰囲気が心地良い。
 サウンドはマクラフリン色とインド的モードが支配するが、ガルバレクの参加が微妙なサウンド・コントラストと音楽的表現に幅をもたらしている。マクラフリン独特の早弾きがありの、超強烈な個性とアイデンティティを持った4人のキャラクターが明確に表現されながら、何かが突出することなく至極自然に融合したサウンドは誠に素晴く感動的だ。これもマンフレート・アイヒャーの成せるプロデュースの極理なのだろうとあらためて感心する次第だ。
 さすがECM作品だけあり、シャクティとは違った静的な表現に深みと安らぎを感じる。フルート「バンスリ」(インド音楽で使われる竹のフルート)の名手ハリプラサド・チャウラシアもインドの歴史に残ると言われるだけあり大変素晴らしい。真夏の避暑地でさりげなく流していたい、美しく深遠なる大人の音楽。(一幸斉)
★アーティスト
Zakir Hussain tabla, percussion, voice, Hariprasad Chaurasia flutes,
John McLaughlin
acoustic guitar, Jan Garbarek tenor, soprano saxophones
★アルバム・データ
Recorded December 1986
Rainbow Studio,Oslo
Engineer:Jan Erik kongshaug
Cover Photos: Chistian Vogt
Liner Photos and Design: Dieter Rehm
Produced by Manfred Eicher
An ECM Production
ECM 1349

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John McLaughlinの紹介。

John McLaughlin(ジョン・マクラフリン), acoustic guitar
★プロフィール
 1942年英国ヨークシャー生まれ。60年代に台頭した英国ブルースシーンに欠かせないギタリストであり、初期フュージョンの実験的音楽や可能性に満ちた時代における重要なアーティストである。バップからフリーに至るジャズはもちろん、ブルース、R&B、ロック、フラメンコ、クラシック、インド音楽などさまざまな音楽を吸収融合したスタイルは、エキサイティングなプレイでシーンを圧倒した。
 69年にトニー・ウィリアムス・バンド「ライフタイム」に加入し、ディストーションのかかった大音量とロック的技術を駆使してモーダルかつフリーキーなフレーズを弾きまくりジャズ・ファンを驚かし、世界的に注目を浴びるようになる。70年代はマイルス・デイヴィス・バンドでフュージョンの最先端を突き進み、名盤「ジャックジョンソン」「アガルタ」「パンゲア」に参加。インド音楽に傾倒したリーダー・グループ、「マハヴィシュヌ・オーケストラ」「シャクティー」を結成。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Making Music」 ECM1349 (Zakir Hussain リーダー作品)

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Hariprasad Chaurasiaの紹介。

Hariprasad Chaurasia(ハリプラサド・チャウラシア), flutes
★プロフィール
 インドのアラーハバード生まれ。パンディット・ラジャ・ラムにボーカルを師事し、ヴァラナシでパンディット・ボラナースの演奏を聴きフルート(バンスリ)を始める、現在インドの歴史に残る素晴らしいフルート(バンスリ)演奏家に成長する。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Making Music」 ECM1349 (Zakir Hussain リーダー作品)

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Zakir Hussainの紹介。

Zakir Hussain(ザキール・フセイン), tabla, percussion, voice
★プロフィール
 1951年にタブラ奏者の巨匠アラ・ラーカ(Allah Rahka)の息子としてインドのボンベイで生まれる。伝統の継承という宿命を享受し、幼少からインド民俗リズム楽器独特の複雑なリズムと奏法を習得。12歳になる頃には、マスター・ミュージシャンらと共演し以後数多くのセッションに参加。ラヴィ・シャンカールのタブラ奏者をアラ・ラーカ(父親)から引継ぎ、1970年にはシャンカールと共にフィルモア・イーストで米国デビュー。
 ニューヨークに滞在中、ジョン・マクラフリン(g)と出会い「シャクティー」を結成。ジェファーソン・スターシップ、ビル・ラズウェル、ヴァン・モリソンらとも共演、自身のグループ「リズム・エクスピリアンス」の活動を通じてワールド・ミュージックの普及等に取り組む。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Making Music」 ECM1349

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