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2007年8月25日 (土)

一幸斉オーディオ・システム

★ECMを聴く、一幸斉オーディオ・システムの紹介。(2007年8月25日現在)
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一幸斉オーディオ・システムの基本コンセプトは、タイムドメイン理論を意識したハイスピード&ワイドレンジな原音再生です。特にECMのような高品質な録音を忠実に再生するためには、この基本コンセプトは必須です。はっきり言って、過去の重厚長大なシステムは無用・無縁です。
 さて、その中核をなす機器は、ELAC: CL310JET、TEAC: VRDS-50、SHARP: SM-SX1。これを支える電源系(縁の下の力持ち)は、Sinano: HSR-510、Assistance Design: AIT-160DUO。そして流動的に使用しているサブシステムが、ONKYO: CR-D1(サブとはいえ凄い奴、なめたらあきまへん)です。
 有名ハイエンドメーカー(過去のこと)は使用していませんが、一般的な尺度で言えば価格に対するクオリティーは2倍以上はあるかと思います。やはりELAC: CL310JET、TEAC: VRDS-50の実力が凄いです。抜群の解像度、微動だにしない音像定位、芯のある密度と質感、その音質とフルスケールの空間表現はジャンル問わずの優れ物です。どちらも6年ほど前の製品で、現在はリニューアルされた優れた製品が存在しますが、まだまだ現役としての実力は十分です。現在の難点は、アンプのSHARP: SM-SX1(1bitデジタルアンプ)が引退の時期に来ていることです。それはサブシステムのONKYO: CR-D1のアンプ部の実力が肉薄していることもあって、システムの質をパワーアップするべく10月にはアンプをリニューアルします。候補は知る人ぞ知る日本屈指の精鋭ガレージメーカー「SOULNOTE」の"da 1.0"最新鋭デジタルアンプです。このアンプのクオリティーは超絶的。有名ハイエンドメーカーは「何をやっとるんかい!」と申し上げたい。それほど凄いアンプです。
 それと、一番大事なのが電源ですね。喩えれば水道の水質を思い浮べて頂くと分かり易いかと思いますが、昨今、壁のコンセントに来ている電源は相当劣悪な状態にあります。電圧もきれいな100Vが来ているわけではありませんし、それに加えて家電製品パソコン系等が発するノイズがこってりと乗っています。この劣悪な電源環境を、健康な電源環境に復元するのが、Sinano: HSR-510、Assistance Design: AIT-160DUOの役割です。やはりオーディオ機器も人間と同じで、飲む電気(水)の良し悪しが機器(体)に影響するようです。
 余談ですが、このシステムは省エネ仕様で、温暖化防止に協力しています。
 尚、これらの機器に巡り会えたのも、20数年お世話になっている"オーディオのプロ、現「カンタービレ」店主の伏黒さん"のお蔭です。感謝、感謝です。

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2007年8月15日 (水)

「Nordan」Lena Willemark, Ale Möller

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1Img_ecm_1536
1991年夏、マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いに始まった、レーナ・ヴィッレマルクとアレ・メッレルのECMデビュー作品。何といってもヴィッレマルクの声が凄すぎる。その魅力的なヴォイスは一瞬にして音空間を変えてしまうインパクトと説得力に満ち溢れている。フィドルの腕前と併せて、さすが北欧トラッド界の大御所たる貫禄と風格だ。また、メッレルの持つ民族音楽の幅広いボキャブラリー及び祖国スウェーデン伝統音楽への深い尊崇の念が、アレンジと演奏に良いかたちで現れており、作品全体を趣きの深いものに仕上げている。楽曲は16曲中メッレルのオリジナルを数曲含むが殆どがトラディッショナル。あらためてトラディッショナルの魅力・本質を再認識する絶好の作品である。繰返し聴く程に思うのは、やはり民族の違いこそあれ、その根底にある魂や念慮に通じるものがあることを強く感じる。特に4曲目の"Mannelig"は特筆する出来だ。アルバム・ジャケットの写真からの勝手な想像だが「魔法の力を持つ海に生きるMannelig氏の叶わぬ愛の物語か・・・・・」、幾度と聴くたびに心に沁みて痺れる。北欧トラッド&ECMはグッドである!(一幸斉)
★アーティスト
Ale Möller mandola, natural flutes, folk-harp, shawm, cows-horn, hammered dulcimer, accordion
Lena Willemark vocal, fiddle
Palle Danielsson double-bass
Mats Edén drone-fiddle, kantele
Per Gudmundson fiddle, Swedish bagpipes
Tina Johansson percussion
Jonas Knutsson saxophone, percussion
Björn Tollin percussion
★アルバム・データ
Recorded December 1993
Rainbow Studio, Oslo
Engineer: Jan Erik Kongshaug
Cover Photo: Juozas Kazlauskas
Folk Patterns by Yugve Gunnarsson
Cover Design: Barbara Wojirsch
Produced by Manfred Eicher
ECM 1536

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2007年8月14日 (火)

Ale Möllerの紹介。

Ale Möller (アレ・メッレル) mandola, natural flutes, folk-harp, shawm, cows-horn, hammered dulcimer, accordion
★プロフィール
1955年スウェーデン・マルメ生まれ。若い頃は一時ジャズやロックに傾倒していたが、ギリシャ音楽に強い関心を持ったことでbouzoukiを演奏するようになり、その後祖国スウェーデン伝統音楽に目覚め数多くの楽器をプレイする。スウェーデン民俗伝統音楽のムーブメントの先駆者として、各国の民俗音楽にも深い関心を持ち、近年は民俗音楽奏者のコラボレートに尽力する等、その旺盛な活動は高く評価されている。 1991年夏マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いから、「Nordan Project」の中心メンバーとして1993年「Nordan」でECMデビュー。以後「Nordan Project」及び「Frifot」でECMに作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Nordan」 ECM 1536

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Lena Willemarkの紹介。

Lena Willemark (レーナ・ヴィッレマルク) vocal, fiddle
★プロフィール

スウェーデン・ダーナラ地方エルヴダーレン村1960年生まれ。伝統文化・音楽を重んじる環境の中でフィドルや歌を習い育つ。18歳でストックホルムへ出てクラシックとジャズを学ぶ。1991年夏、マンフレート・アイヒャーとの衝撃的出会いから、「Nordan Project」の中心メンバーとして1993年「Nordan」でECMデビュー。以後「Nordan Project」及び「Frifot」でECMに作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Nordan」 ECM 1536

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2007年8月 8日 (水)

J.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」Gidon Kremer

★CDのご購入は → こちらからどうぞRemotebuyjp1Img_ecm_n_1926_27
今作ECM盤のJ.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」は1980年のフィリップス盤より約20年ぶりに再録された作品。各方面より絶賛を浴びる高い評価は、すでに広く知れるところである。よって私(一幸斉)がレビューを書く余地はないと思うが、ECMファンとしての率直な思いだけを記したい。名盤といわれる1980年フィリップス盤がありながらの今作は、繰り返し聴いても聴き尽くせないほどの表現の計り知れない説得力と必然性があり、まさに前人未到の傑作であり新たなる名盤の誕生である。これは、まずクレーメルの素晴しさ凄さに存することは言うまでもないが、やはりマンフレート・アイヒャー率いるECMのプロデュースの本領・底力が発揮されたものと解釈すべきであろう。クラシックの王道をいく作品においても名盤を生み出すECMに万歳!J.S.Bachも時を越えて、さぞかしご満足お喜びのことと存じます。(一幸斉)
★アーティスト
Gidon Kremer violin
★アルバム・データ
Recorded March and September 2002
ECM New Series 1926-27

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2007年8月 7日 (火)

Gidon Kremerの紹介。

Gidon Kremer (ギドン・クレーメル), violin
★プロフィール

1947年ラトビアのリガにて生まれる。4歳の時からヴァイオリンを習い始める。16歳で国内の音楽コンクールで優勝。モスクワ音楽院へ進学し多くのコンクールで優秀な成果を修める。1975年西側ヨーロッパでの鮮烈なデビューを飾り、ザルツブルク音楽祭でさらに評判を得る。1977年にはアメリカでも名声を博した。1981年ロッケンハウス音楽祭を創設し若い演奏家の育成・発掘にも尽力する。1997年にはバルト三国の若い演奏家を集め、クレメラータ・バルティカを結成。2001年UNESCO国際音楽賞を受賞、2002年グラミー賞の最優秀Small Ensemble Performance賞受賞など、その旺盛な活動は高く評価されている。ECMにも優れた作品を残す。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
J.S.Bach「The Sonatas and Partitas for Violin Solo」 ECM New Series 1926-27

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2007年8月 3日 (金)

お知らせ。「サイト内検索」の開設、第2弾!

★毎度【ECMの幸せ】を、ご覧頂きまして有難うございます。
この度、左サイドバーの「サイト内の検索」に「ジャンル別」の検索を開設いたしました。分類は一幸斉の独断と偏見によりますのでご了承下さい。「アーティスト別」の検索と併せて、ご利用くださいませ。(一幸斉)

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2007年8月 2日 (木)

「Desert Poems」 Stephan Micus

■CDのご購入は→こちらからどうぞ Remotebuyjp1
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『Desert Poems』はステファン・ミカスがJAPOそしてECMで発表する、1997-2000年にかけて録音された13枚目の作品。当作品はタイトルが示すように「Desert Poems=砂漠の詩」をコンセプトとした、彼の作品の特徴である、世界中の民族音楽及び楽器を駆使したコンテンポラリー・ミュージック。とにかく楽器の音色が美しく、感性想像性豊かな作風とアレンジそしてサウンドは、孤高の世界を作り出している。ライナーノーツから拾うことのできる人名"Nizami Gəncəvi"アゼルバイジャン生まれの叙事詩人や、地名"アフリカ北西のマリ共和国ドゴン(世界遺産/自然遺産・文化遺産)""Tibetan=チベット"から発せられるイメージを膨らませながら聴くと面白い。冒頭の曲「The Horses of Nizami」は中央アジアからペルシャ・アラビア・トルコにかけて詩歌の開発に大きな影響を及ぼした詩人"Nizami Gəncəvi"の功績を詠ったのであろう。現代文明からチョッと感覚の距離を置いて、夏場のスロータイムに只ひたすらボケーと過ごす音楽にピッタリ。ECMの中ではかなり異色の作品に位置する傑作。(一幸斉)
★アーティスト
Stephan Micus sarangi, dondon, dilruba, doussn'gouni, kalimba, sinding, steel drums, shakuhachi, nay, sattar, flowerpots, voice
★アルバム・データ
All compositions by Stephan Micus, except "Shen Khar Venakhi" traditional Georgian Chant (c. 1250), arranged by S.M.
All music and voices performed by Stephan Micus
Recorded 1997-2000
MCM Studios
Photos: Michael Martin
Design: Dieter Rehm
ECM 1757

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2007年8月 1日 (水)

Stephan Micusの紹介。

Stephan Micus (ステファン・ミカス), Multiple musical instrument
★プロフィール

 1953年ドイツ生まれ。16歳の頃、東洋を旅行し音楽的文化の変化に魅了された。以来アジア全域、アフリカ、北米、中米、南米諸国を巡り、ローカルな演奏家と楽器を調査し、西洋においては未知とされる多くを学んだ。彼は、これらの本来一緒に使用されることの無いはずの楽器を組合せることによって、独特な表現方法を見出すとともに、背景にある文化・宗教の影響を感じさせる彼独自のコンテンポラリーな世界を築き上げている。ECM、JAPOに多くの作品を残す異色アーティスト。

★ディスコグラフィー [CDレビュー分]
「Desert Poems」 ECM 1757

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