2005年5月31日 (火)

ECMを聴こう。

◆ECMとは。
 ECMはマンフレート・アイヒャーにより1969年ミュンヘンで創立され36年を経過する。アイヒャー独特の美意識のもと毅然としてトレンドと無縁であり続けたECM。数ある音楽レーベルの中で、ひとりのプロデューサーの知性と感性をよりどころに、30年以上もアルバム製作を貫き通しているレーベルは古今東西ECMを措いて他にはない。
 異端から始まったECMに、いまや多くのアーティストが集う。ECMはもはや誰も無視することのできない一大潮流となった。
 製作されるジャンルはジャズ・クラシック・現代音楽・トラディッショナル・他まで幅広い。その内容は北南米から西欧・東欧・アジアにまでおよぶに至っている。
◆優れた制作コンセプト・録音品質。
 ECM作品に必ず明記されているものに詳細なアルバムデータがある。プロデューサーのマンフレート・アイヒャーをはじめ、アーティスト、録音エンジニア、フォトグラファー、デザイナー等の参画メンバーがアルバムジャケットやライナーノーツに紹介されている。それは明確な製作コンセプトを示すものの表れである。
 音楽CDは録音された演奏内容とアーティストが主役ではあるが、プロデューサーを中心にその作品がどのような意図で制作されているのかも重要なファクターである。
 ECMの作品は演奏内容の素晴しさに止まらず、プロデューサー、録音エンジニア、フォトグラファー、デザイナー等の感性と技量の素晴しさをも堪能できるレーベルである。
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2005年4月 5日 (火)

ECMに敬意を称する。

 数多ある音楽レーベルの中で、しかもメジャーで、ECMほど商業主義に染まっていないレーベルはあまり見受けられないと思います。
 ECM創始者でオーナープロデューサーのマンフレート・アイヒャーは、1995年ルフトハンザ航空機内誌の特集で次ような内容を語っています。「私は、現在の市場の動向や流行に追従することに興味はない。未来の可能性を見極めながら音楽を制作することだけに関心がある」。
 またその特集に、ECMアーティストであるメレディス・モンクが「マンフレートが興味を持っているのは半年後のセールス結果ではなく、10年後の音の響きよ」と、ECMの本質を突いたコメントを寄せています。
 現在、商業主義まみれが幅を利かす音楽シーンで、アートとして優れた内容の作品を、30年以上も変わらず世に送り出し続けているレーベルが他にどれほどありましょうか。はっきり言って皆無だと私は思うのです。
 心あるリスナーは真摯にこの現実を受け止め、ECMに敬意を称しようでは有りませんか。

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2005年4月 4日 (月)

ECMとの出会い。

 ECMとの出会いは、私が高校生の頃、近所のレコード屋「十字屋」さんで勧められた「ECM SPECIAL」が最初です。
 もうその時の衝撃は忘れません。「何じゃ、これは!こんな素晴しい音楽があるのか」と感動し、それまで聴いていたジャズやロックの概念が完全にひっくり返えり、その斬新で鮮烈なサウンドに即ノックアウト状態になりました。
 私は、この一枚のディスク「ECM SPECIAL」で人生が大きく変わりました。高校卒業後の進路が、理系の大学からミュージシャンに急変してしまったのですから。ミュージシャンは29歳で足を洗いましたが、堅気となってからもECMファンのまま現在に至っています。(一幸斉)

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祝 「ECMの幸せ」 開設。

 念願のBlog「ECMの幸せ」を開設します。
 当Blogは、私「一幸斉」がECMファン約30年+αの経験を元に、所有するECMコレクションと作品レビューの紹介をメインに、一人でも多くの方に、「ECMの魅力とその素晴しさを知っていただきたい」と念願し開設いたしました。
 なにぶん個人の趣味の延長になりますので、現状はECMの全てを網羅できるものではありませんが、出来うる限りECMのご案内が出来ますよう頑張ります。(一幸斉)

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